
教科書丸ごと暗記法
手っ取り早い
教科書丸ごと暗記法とは、文字通り教科書の内容を丸ごと暗記してしまうという方法です。
小中高生は、この方法で十分高得点を狙うことが可能です。
大学も暗記は必要となるシーンがあるため、教科書を丸ごと暗記できるという方は、憶えてしまうのが手っ取り早いかもしれません。
ただ、その方法で教科書を丸ごと暗記するだけでは、対応できない問題もあります。
暗記だけでは、応用関連の問題がどうしても苦手になってしまうので、その点に関しては十分気を付けるようにしましょう。
暗記はすべての勉強の根源にありますが、それはあくまでも覚えるという点だけに特化した内容となっています。
大学は、どちらかというと自分で考える力を身に付けるところなので、暗記力が試されるというところではないです。
自分が持っている知識を使って、いかに研究を繰り広げていくかという点が重要になることも、忘れてはならないことの一つだと言えるのではないでしょうか。
丸ごと暗記法には得意分野がある
教科書丸ごと暗記法には、得意分野と苦手分野があります。
例えば、数学などには向いていないと言って良いでしょう。
数学は、数式や公式を覚えるのは良いですが、それによってどのような答えを導き出すかという点は、本人の応用力にかかっています。
そのため、教科書を丸ごと暗記するだけでは、決して回答できない問題もあるのです。
数学や理科というのは、研究や考察を繰り返して、答えを導き出していくものなので、丸ごと暗記して全て回答できるようなテストは出題されることが少ないです。
どのようなプロセスで考え、どのように答えを導き出したのかという点が重要となります。
逆に日本史や世界史などの歴史関連は、応用する必要がありません。
実際に過去の歴史として起きたことなので、それらの分野に関しては丸ごと暗記する方法が早いと言えるでしょう。
教科書丸ごと暗記法は使い分ける
テスト勉強や試験勉強をする時、教科書丸ごと暗記法だけでは、補えないことが多いです。
例えば、理数系や医学系などは応用が必要になるシーンも多いので、その点は十分注意しましょう。
ただ、暗記というのはどの分野でも、根源となる知識を有するのに重要な行為と言えます。
暗記が強い方は、いざという時に知識の豊富さが分厚い信頼となり、テストの回答も導き出すことができるきっかけとなります。
知識の量を単純に増やしたいという方は、教科書丸ごと暗記法を実践してみるというのはいかがでしょうか。
そうすれば、知識が増えるだけでなく、テストでの知識不足を補うことができます。
暗記という方法は、安易なこともあり、教授によっては反対派の方もいます。
基礎知識と応用力を身に付けるように心がけましょう。