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理大生マガジン

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つがわ式記憶法

集中力が高まる

つがわ式記憶法とは、漢字や数字などを覚えるきっかけを作る勉強法のことです。
漢字などは、特に覚えるのが難しいものも多く、なかなか簡単には覚えられないことが多いです。
そういった難しい漢字であっても、簡単に憶えていくことができるのが、つがわ式記憶法と言われています。

この方法は「思い出す力」を付けることを目的としており、記憶の扉を開けやすくすることができると言われています。
「あれなんだったっけ」となってしまう曖昧な記憶を鮮明にすることで、より効果的な勉強に役立てる方法だと言えるので、暗記が苦手な方などにも効果的です。

方法としては、漢字の場合は難しい一点を覚えるようにしましょう。
例えば、檸檬などは、「きへん」を覚えて、その他の部分に○を付けて注目するようにします。
そうすることで、そのワンポイントに集中力が高まり、暗記もしやすくなります。

英単語を覚えるのにも便利

つがわ式記憶法は、英単語を覚えるのにも効果的と言われています。
英単語のスペルというのは、なかなか覚えるのが難しいということもあり、勉強が苦手になってしまっている方も多いのではないでしょうか。

つがわ式記憶法の場合は、発音とスペルを○の記号で合わせるようにし、スペルを隠して発音するなどの工夫を取り入れると効果的です。
口で発音して、それに合わせる形でスペルも書くようにすると、より鮮明に記憶と結びついて行きます。

発音することと書くことが、つがわ式記憶法の重要な鍵となるわけです。
近年はパソコンやケータイが普及したことによって、なかなか口にして書くということをする人は少なくなってきています。

だからこそ、この方法は有効だと言えるのです。
発展した現代だからこそ、つがわ式記憶法を利用して記憶の扉を開けられるようにしてみてはいかがでしょうか。

暗記したものは何度も呼び出す

人間は、一度記憶したものを覚えておくことは可能です。
しかし、思い出すことは難しいと言われています。
本来は記憶の中に入っているのに、それを引き出すための脳の力が不足しているのです。

記憶において重要なのは、そういった「思い出す力」というものです。
しっかり思い出すことによって、記憶の中から最適な情報を呼び出すことができるようになります。

つがわ式記憶法を簡単に言うのなら、「思い出す力を付ける方法」と言っても良いかもしれません。
口と手を関連付けることによって、記憶をしっかり結ぶこと、それが思い出す力へと繋がっていきます。

憶えていることを呼び出せなければ、なかなかうまくテストや試験を乗り越えることはできません。
つがわ式記憶法で、しっかりと頭を使う方法を身に付けていきましょう。

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