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理大生マガジン

理系の大学生に向けたWEBマガジン

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右肩上がり

ちらっと予習法

きちんと吸収できる

ちらっと予習法は、教科書や参考書を使って予習するという方法です。
勉強において重要な点は二つあります。
一つが予習で、もう一つが復習するという点です。
実際にはどちらも勉強ということで、苦手意識を持っている方も多いかもしれません。

ただ、ちらっと予習法の場合は、事前に予習しておくという点がポイントとなります。
まったく知識が無い状態で大学の講義を受けるより、少し知識が入った状態で勉強した方が、確実に頭に入ってくる内容の質に差が出ます。

復習の場合は、習ったことを思い出して勉強することなので、予習することによって勉強の質が格段に上がると言っても過言ではありません。
さらに、この方法の良いところは「教科書をパラパラと見るだけでも良い」という点です。

この方法であれば、勉強が苦手な方でもできる気がしてくるのではないでしょうか。
全て暗記する必要はありません。
教科書を持って、事前にパラパラと見てみて下さい。

理解が確実に深くなる

予習の良い点は、普段の授業や講義を何倍も効率的にしてくれる点です。
新しい分野について学ぶ時、まったく知識がない状態だと、教授が言っていることの意味が伝わってこないことも多いです。

結果的に集中力も欠いてしまい、なかなか勉強がうまく進まないということに繋がります。
予習しておけば、教授の話している内容がスムーズに頭に入るようになり、理解力が確実に深くなります。

それでいて、事前に教科書を読んでわからない点があれば、その点も埋めることができます。
実際に分からないのであれば、教授に質問するためのきっかけにもなります。
授業はあくまでも受け身ですが、自分から積極的に学ぼうとする力も必要ということです。
難しいこともなく、準備することもないので、教科書を事前に簡単に見ておくだけでも効果は得られます。

目的意識を持つこと

授業を受けるということは、何かしらの目的意識を持っているはずです。
その分野についての知識を深めることはもちろん、相手が話していることを理解しようと試みるはずです。

予習することによって、それらの考え方がより一層強くなります。
考え方一つで、より相手のことが理解できるようになるので、予習はその点からも重要なものと言えるでしょう。

実際に理解力が高まるだけでなく、自分が何のために勉強しているのかという目的意識も生まれてきます。
勉強は目的がなければ、出口のないトンネルを走っているのと同義です。

何かも目的を持つためにも、予習を行って自分が気になる点をじっくりと考えてみましょう。
そうすれば、新たな勉強の楽しさが見えてくることは確実ですし、理解も深まって、よりその分野について学びたくなるかもしれません。

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