Skip to content

理大生マガジン

理系の大学生に向けたWEBマガジン

  1. >
  2. >
  3. 遺骨をダイヤモンドにする画期的なサービス
バラとダイヤモンド

遺骨をダイヤモンドにする画期的なサービス

人工的に世界最強の鉱物を作る技術

「指輪の専門店で扱われてる婚約指輪」には、
鑑定士が入念にチェックする天然のダイヤモンドが使われますが、
ダイヤモンドが宝石として珍重されてきた時代は古く、古来から
人工的にダイヤモンドを作る技術は研究されてきました。

技術の進歩によって、現代では炭素から
人工的にダイヤモンドを生成することも容易となり、
工具や研磨剤の材料として広く利用されています。

 

ダイヤモンドになりたい!

prtimes.jp

さらに昨今は、終活ビジネスの一環として、
「故人の遺骨をダイヤモンドにしてくれるサービス」まで
あったりします。カンタンに言えば、高圧力をかけて
遺骨の炭素を人工的なダイヤモンドにする仕組みですが、
亡くなった後も形として残りたいという人に
人気のあるサービスとなっています。

自分が亡くなった時に、遺骨を海や山に撒いてほしいと
お願いする人は少なくありませんが、人によっては何らかの形で
現世に留まりたいと考える人も多いのだなぁと、切に実感しますね。

 

未来のテクノロジーで生き返りたい!

ちなみに、現代においては著しく狂気を感じる、
「故人の遺体を冷凍保存しておくサービス」
あったりします。これは、その名の通り、
亡くなった人の遺体を凍らせて保存しておくもので
将来解凍して復活したり、保存しておいた細胞から
クローンの人間を作ったりするのが目的です。

当然、凍らせた人間を解凍したところで
生き返るわけもないうえ、細胞からクローンを作るのも
倫理的に禁止されているのですが、未来における
技術の進歩や、考え方の変化によって「蘇生できる」という
願いのもと、自らを冷凍保存するという仕組みです。

さすがにクレイジーにも程があるため、
日本では行われていないのですが、国内においても
「未来を期待して冷凍されたい」と願う人は
少なく無いのかもしれません。

 

Sidebar