SPI対策について
侮ってはダメ
就活をしていると、必ずと言って良いほど耳にするのがSPIです。
これは社会人としての基礎的な知識や職務能力、性格などに適性があるのかを調べるための検査であり、多くの企業で実施されているものです。
実際にはインターネットで行ったり、テスト会場に行ったりするのが一般的となっており、対策などをしていないという就活生も多いです。
ただ、このSPIは舐めていると痛い目を見ることも多いです。
社会人としての適性を測るということは、その分企業がどのような能力なのかを見ているということです。
せっかく面接などに自信があっても、SPIで「適性がない」と判断されてしまう方もいます。
それはとても悔しいことなので、SPIには必ず合格する気持ちで挑むようにしましょう。
SPIは設問数がとても多いのが特徴なので、それぞれ素早く回答していくことが必要です。
問題の内容としては、能力検査と性格検査に分かれており、それぞれ問題の内容が異なるのが普通です。
能力検査の対策について
能力検査は、語彙や文法、長文読解などの言語問題と、計算・数学などの非言語問題が出題されることが一般的となっています。
そこまで応用が必要な問題が出題されるということは少ないものの、基本ができていないと解けない問題も多いので、基本を学ぶように対策しましょう。
語彙や文法に関しては、学生時代に国語を学んで来れば解ける問題も多いです。
ただ、漢字や読解については苦手な人も多いため、参考書などを利用して勉強しておきましょう。
能力検査については、対策用の本が出版されているので、それらを利用する方法が効果的です。
対策本に関しては、毎年のように出版されており、その年の出題傾向なども記載されていることが多いです。
就活生であれば、まずは一冊手に取ってみるというのも良いかもしれません。
「SPIなんて余裕」という方でも、意外なところに落とし穴がある可能性も否めないので、対策はしっかり行っておいて損はありません。
性格検査の対策について
性格検査では、行動的側面や意欲的側面、職務的側面から判断される性格についての試験となります。
その人物の行動力や社交性、やる気、職務に対する適性を判断します。
能力検査が上手くいっても、こちらの性格検査で躓いてしまう方もいます。
性格に関しては、大人になる段階で形成されていくので、すでに完成しているとは言っても、社会人としての基礎的な部分に関しては、後々身に付けることもできます。
性格検査の前に、自分がどのような職種に向いているのか考察し、それに合わせて大人の対応力や立ち振る舞いを学んでおくことも必要です。
対策という対策が曖昧な点もあるので、こちらもSPI対策の参考書などで勉強するのがおすすめです。